遙かなる時空の中で６ 感想

遙かなる時空の中で6


女子高生の主人公は祖母のお見舞いのために訪れた病院で異世界へと飛ばされてしまう。
彼女は龍神に選ばれた神子として破滅へ向かう帝都を救うことになる。


今回、主人公が白龍の神子ではなく黒龍の神子というのがポイントですね。
そういえば、何故黒龍の神子には八葉が居ないのか
それは一人でも十分強い（という表現でいいのか、穢れに強い）から白龍の神子のように守られる必要がなかったからだったんですね。ということを思い出させてくれました。
今回その八葉も諸事情でアレなんですけど、八人の男を攻略するってことでだいたいわかりますよね？
黒龍の神子という特性を活かした戦闘が今回は良かったと思います。
札をマス目状を移動させて戦うシステムで
その中に自分が使役した怨霊を仲間の札として投入出来る。
属性での強弱もしっかり効いていたので、仲間の札のレベルをある程度上げていても苦戦する時は結構したので、四枚目の札として有効な怨霊の札を投入出来るのはとてもよかったです。
あと何度も周回を繰り返していくと戦闘は面倒になるので、一度やった戦闘はスキップ出来るようになったのもとても有難かったです。
札収集もやり込み要素であるので、オート戦闘機能も役に立ちました（結局私は全ての札を集められませんでしたが……）
３以降は時空を移動してやり直しているのねーという感じで二周目以降は章単位で始められたけれど、今回ははじめからやり直しが推奨なんだと思います。
攻略クリアしたキャラの特別な札を手に入れるにははじめからプレイしないといけないようなので。
途中セーブから周回を重ねても問題ないのでしょうが、特別な札を手に入れたいのであればはじめからなんでしょうね。
ストーリーも主人公が黒龍の神子だったからの展開で面白かったです。
甘さも人によって強弱があったかな？と思うけど、キャラの言動を考えるとこういった行動を取るよな確かに……と思わされたので、甘々なところは甘い展開です。

システム面はクイックセーブとロードが早いのでさくさく進みます。
先にも述べましたが、戦闘が周回を重ねるごとに面倒になるのもオート機能、スキップ機能のおかげでさくさくですし不満点は特にないです。


FDを期待してます。
絶対出そう。