ラスト・エスコート２ 七

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攻略し終えたので、感想のようなものをちょろっと

糖度は随分ありました。前作同様、ベットインした表現がありますが
「私を抱いたのは」とか、そういったはっきりしたきわどい発言がなかったところが
今回CERO DからCに落ちたんじゃないかと思います。

何気に幕末恋華・花柳剣士伝見たらこちらもCでした・・・たぶん、これは入浴シーンあたりが引っかかるのかと

総評は、糖度をもとめるなら抜群なのでオススメします。
しかし、オイオイオイオイ・・・と言いたくなるのと
ほとんどのキャラが主人公をほっぽいて独走します。主人公の気持ちを考えろ！と思うのと同時に
主人公ウジウジすんな！があります。
システムは前作一年間も期間があってダラダラで、イベント発生したらその日にゴージャス行く予定立てても無効状態だったのがある程度解消されたのと
既読部分をスキップどころか、イベント発生時に再生しますか？の選択がでるので
二週目以降の時間短縮が簡単なこと簡易セーブ機能もあるので楽にはなったが
ゴージャスに行った際のロード時間が長い。
オークションで物を売れるのはお金が溜まっていくのをみるとちょっと楽しかった。

絵は文句なしに綺麗なので文句どころが賞賛します。

玲司
最初の出会いは自宅アパート前の階段。行き倒れていた所を餌付けする。
君誰だっけ？と何人かの女性の名前を上げられた時は、渡り歩いているのねぇ・・・と思ったものでした。
しかし、ことあるごとに「ご飯！」イベントが発生するので、大きな犬ができたな・・・と思ったものでした。
本当に、攻略キャラ中何気に一番背の高いのが彼ですから。
下野ボイスと性格と風貌が相まって、尻尾振って餌を待つ犬以外の何者でもなかった。
彼の家庭事情が見えてきて登場する実父、彼にとっての両親という話、よりもこの父とあの母の出会いから玲司が生まれるまでの経緯の方がものすごく気になるのだけど・・・。
あの父、別で出てくる「父達」と比べると、ダンディさがないのだが・・・明らかに玲司は母似だ。
というか、あの父は本当に実父か？昔はかっこよかったのだろうか？

香希
相手企業の担当者、ずぶ濡れで登場。「嫌いなんだ」「雨が？」「傘が！」と答える可笑しな男。
子守をしているみたいで傘が嫌いらしい。後にメールで「武器にでもなるかと思ったが・・・」と返ってきたときは、傘で何と戦う気だったのかと問いただしたかった。
折角、傘を貸したのに武器にもならず、本来の使い方もしなかったようで、
後日のホスト店への取材も体調を崩して欠席するという・・・。
明日はゴージャスに来るなよ！と必死に言われれば行きたくなるもの、
行ってみればホストをしている神崎が・・・
以降の仕事時は神崎さん、ホスト時は香希さんと呼び続けるものだから、いきなり「蒼（あおい）」という名前が出てきてびっくりしたのは私です。
本名？え？いつ知ったの？としばらく真剣に悩んだが、
元々はホストづきあいではなく仕事付き合いの人でしたね。名刺交換なりしていますよね・・・。
玲司が尻尾をブンブン振って、ご飯まだ？と主人の足元に居続ける犬なら、
彼は甘えたいときはしがみつき、ほっといてほしい時はいくらこちらが探しても行方知らず、嫌いな奴に近づけば噛みかかる猫だ。本当にこんな行動しているから・・・。

涼
何で、主人公のことが好きになったのか良くわからない。
愛を売る仕事のホストだからと考えて軽く好き好き言っているのかと思ったがマジらしいし、
出会って初っ端からビビビっときました的な好きになるには理由はいらないってことですか？
好きになった理由がさっぱりなので、好き好き言っていても本人も言っていたが軽い人間に見えるんだ。
軽い人間に見られるんだよな・・・と、悩む前にどうして惹かれたのかはっきりしてほしい。
あれか？ＵＦＯ話しに付き合ってくれたあの部分か？
そして、主人公が一番ウジウジしまくったシナリオだったな。
親友が涼のことを好きだから応援してあげる！と言った手前、涼に惹かれる自分を否定してウジウジして、
このルートわけわからないのは涼じゃなくて主人公の意味不明な行動だと思う。
悪女だろ？親友に自分がどうしたいのかはっきりすればいいのに、その分、親友がはっきりした子だったのできっぱり言ってくれたけど、それでもウジウジしやがって！
好きになったんなら周りなんてきっぱり捨て去って突き進め！それが乙女ゲーだろ！

マコト
わがままプー、一番まともに見えたシナリオだったと思う。あっさり。
首を捻り続けるような部分もなく、ただ単に弱って会話もできないほどになった母親を肝心な時に居なかった父親のせいにして反発して、父親も素直になれずにお互い反発しあった結果のお話し。
主人公が背中を押すように仲を取り持ったという部分もあるのだろうけど、主人公がちょっと背中を押しただけでそれ以外別に心の拠り所になったとかそういうわけでもなく、あっさりー。
最後は主人公よりも大人になったと思うマコト。母親から唯一貰ったくまのぬいぐるみを大切にして、
元気だった頃の母親との思い出を大切にしているいい子だと思います。
時折、金持ちの坊ちゃんらしいクオリティーを発揮したが・・・
最後、大人になって留学先から帰ってきたときはちょっと感動した。

天祢
前半の若い頃に結婚までしようと好きだった女の子の話は後々、それほど重要ではなかったのではないかと思ってしまった。
後半になると重要なのは、流川との関係の方が重要だったからそれほどあの話は重要ではなかったのかなぁーって・・・
主人公よりも随分年上なのに駄目駄目な大人でした。はっきりしない人だった・・・
あとは、髪切った方がかっこいいですよ。

竜崎
王道っぽいシナリオと言うべきか、この作品の主人公的な攻略キャラって玲司なんだろうけど
彼が真の主人公的攻略キャラかと思う。最後に「ラスト・エスコート」というイベントタイトルあるし
ナンバーワンと付き合うのは大変だなってことなんだろうけど、ライバルになる里桜がいい人過ぎてなける。
天祢シナリオでのライバル的な流川もいい人過ぎて・・・このゲームの女性キャラはいい人過ぎる。
ライバルポジションなのに、嫌味言ってきてもそれを払拭してくれる行動があるので嫌いになれない。
しかし、後半の竜崎の一人歩きどころか独走ぶりに、もう少し主人公のことが好きなら彼女の気持ちを考えろよ！と思った。

チヒロ
ラスエス１のチヒロクリアデータ有りの状態で黒須雅也攻略可能
前作では年下キャラだったので、今作で主人公よりも年上になったとしてもプレイヤーの中での年下イメージは変らず
本人も「年下に見られる」という発言から年下と見ていいのだろう・・・前作から成長しているようで
嫉妬心は健在でした。ちゃめっけをやや見せつつラブラブでした。
最後の盲腸で倒れた主人公へ俺が執刀すると言ってしまうほど（まだ研修生の身）思われているんだなぁ～と
そして、おならが出たら～があるので、ごめん、と言って照れながら病室を出て行った彼。かわいらしい。

ヒロシ
竜崎と天祢をクリアしないとルートがでないというので一番最後にプレイ。本命でした。
オネエ言葉全開だけど、時折見せる男の部分と
暗い影の過去のようで、実はそれほど暗いものではなかったという過去
本人が暗くさせようとしていたという部分があったが、天祢の告げてくれない流川との関係や
竜崎の芸能界入りするよ！という彼女に相談なしの独走よりも茶目っ気あったものでした。
しかし、最後の最後で５年間も一緒に居ながらエンゲージリングではなく恋人同士になった証のリングをあげるのはどうかと・・・