仁義なき乙女 まとめ

仁義なき乙女
 


総評

シナリオ：笑いあり。涙あり。感動あり。でよかった！
システム：特に難癖つけるようなシステムはなかったかな？


何かに誘われるように衝動買いした一本です。そして損がなかった衝動買い。
実のところこちらのメーカーさん初プレイですが良い印象を持っていなかった。
18禁を追加ディスクとして出す商法が好きではなく、本体と合わせて買うだけでいくら金取られるんだよ！
と思っていた。
しかし、このゲームは追加として出すことなくディスク１枚のみでOK！もあり、直感にて購入。
声優もいわゆる源氏名での表記だが、
公式のサンプルボイスを聞いただけで声優好きなら一発でわかるほど豪華だし、ゲームシステムも申し分なかった。
シナリオは前半はコミカルに、後半はシリアス。テンポ良くて読みやすかった。
ミニゲーム等一切なしの選択肢のみでのゲームだが、選択肢の量がこれでもか！
というぐらい多かった。
たが、それでも飽きることなく完全コンプリートできたことには称賛したい。
三角関係シナリオもあり、心が揺れると共に、痛かった。

２週目以降はスキップとジャンプ機能を駆使することで初回プレイ時よりも大幅にプレイ時間を短縮可能、
しかしルートに入ると長いので結局のところ30分ぐらいかかる。
主人公はボイス有りだが、それほど耳に付く声でもなかったのでoffにすることもなかったです。
OPムービーと曲が結構好きです。
予約購入したわけじゃないのに某店で購入したら特典のサントラがついてきた時はうれしかった。
特典のドラマCDより先にこっちをあけた・・・


（他所に書いたものの転載です 08.07.12）

那由多龍
毎朝テレビ番組の占いを各局のを欠かさず見て、結果に一喜一憂するピーマンが大嫌いな男。
実は虎桜組に反発する龍蓮会の頭の息子。前半はお嬢（主人公）命で、ボケ要因として組員のヤス・スミス・山木の３人と共に活躍する。後半は組のためお嬢の為に、組員攻略キャラの因果となる龍蓮会に戻ってしまう。
そして、キャラガチガウヨ？という変貌を遂げる。後半のシリアス展開はシナリオがシリアスになっただけでなく、
ボケキャラだった彼がシリアスキャラになってしまった影響がすごく大きい。
想いがつながったと思ったところでの彼の豹変振り、龍なりに父親が行ったことへのけじめをつけるために行動をするが、EDにて主人公共に死ぬEDと主人公だけ生き残り子供出産EDと切ないシナリオが多い。
切ないながらも一番印象に残るのが大団円ED的な「家族」ED、ヤクザの行っていた事が世間に明るみに出て虎桜組・龍蓮会含め解散し、龍は父親の罪を背負い刑務所へ。
生気の無い顔をした龍の元へ通い詰める主人公だが「もう来ないでください」と突き放される。
ひっそりと主人公が暮らすアパートにはかつて共に生活した仲間が集まり再び共に生活を始める中、
日に日に衰弱していく主人公を想い、龍のことをあきらめろと言われ、最後だからと面会を断り続けていた龍と会い、
幼い頃に会ったお兄ちゃん（龍）との思い出等を話していく中、龍の瞳に生気が戻っていく。
自分を想ってすっかりやつれた主人公の姿を見て、気力を取り戻して出所後、結婚。ハッピーEND。少しウルッと来た。

朝生義之
鬼畜眼鏡系かと思いきやツンデレ要員らしい。
主人公の婚約者の立場だが、結婚すれば名実ともに虎桜組の全てが自分の物になるので結婚さえしてくれれば主人公はどうでもいいという男。
しかし誕生日ケーキを作ってあげたらワンホールを一人で食べた。意外と甘いもの好き？というか勿体無い症候群を持っている。
何だかんだと主人公のことを気になっているようだが、口ではお前の価値は虎桜組を継ぐ権利を持っていることそれだけだ。みたいな事しか言わない。
虎桜組の中のサクラコンツェルンの経営を引き受けている男だが、下町の開発のため買収して住民を追い出すという住民の会社への不満を、実はその会社の社長でもあった主人公が聞き。やめるように朝生に言うが・・・と、なんだかんだとあり。主人公が龍蓮会のゴロツキ（ナンバー２？）にさらわれた先で火を放たれ、縛られて取り残された主人公を助けに来てくれる。
かつて、両親が殺され炎の中、一人生き残った記憶から火にトラウマを抱え、屋敷にやってきた武藤先生の打ち上げ花火ぶっ放しにより木に引火した炎を見て倒れてしまうが、大切なものをを守るために火の中をやってきた男。
鬼畜？なようで時折なんだかかわいいが口がツンツンしている。これがいわゆるツンデレなのか？という人でした。それと一番、受くさい人でした。それと道具プレイがお好みのようです。

天音京吾
裏と表の差が激しい人。ぽわーんとしたダメ男といった感じでやさしい人なんだけど・・・苦手かなこのタイプ？
しかし、空野さんをキャスティングしてるんだから一癖はあるはずだ！と勝手に思い。
キャラ紹介のレテを見てどうみてもこの二人はイコールだろうと見ていたら、案の定、「＝」で一癖もしっかりとあった。裏表差激しいキャラOK！ということで結構好きです。
組の中でも一番年下のためパシリさせられたりと嫌なことを押し付けられるポジションにいるが、本人は気にせずへらへら笑って引き受けていたりする。のちにレテだと正体がばれた時は、やばい殺されるなんてことしてたんだろう。と恐れられるが・・・
レテという存在、龍の父親に両親、妹を殺され復讐のために生まれた暗殺者。主人公の父親は何を望んでなのか龍蓮会組長の息子の龍、家族を龍蓮会絡みで殺された朝生と京吾の３人を組員として置いたのかわからなかったが、彼は復讐しに行きました。しかし、彼が殺されるBADEDあり。
龍さんと相撃ちBADEDもありなので、さらにHの方も「お前の初めては全部俺のもの」発言があるので、なかなか鬼畜めいたプレイありなので、ハラハラドキドキものです。

武藤一郎
壁に絵を書いたり行き倒れてたりする不思議ちゃん。実は天才刺青師。
本職をちゃんとやらないため、朝生が教師として雇った。実は学校も虎桜組の経営する学校だったりする。
しかし、給料を口座から引き出すことをしらないため、いつも飢えている。ついでにマンションにも家賃を払っていなかったりして、住み心地のいい生徒（主人公）の家に一時期居つく。
しかし花火をぶっ放したりと問題を起こすため、最初は主人公の担任ということで歓迎していた組員にも徐々に呆れられていく、結局屋敷を出て行くが、興味が沸いたからと背中を見せてくれといったり、やっちゃったり主人公に依存していく？しかし、過去に刺青の師匠とのことでいろいろあったりです。
先生の場合は、行動が印象に残りすぎです。校外学習で公園に来てみれば池に落ち、生活が気になるから家に行ってスイカを与えれば、スイカに食らいつきながらも眠りにつこうとしていて、このままでは先生の顔がスイカにダイブするとハラハラさせられる。

灰谷仁
保健医、いえ闇医者です。闇医者といっても見事なメス裁き！とか見せる人ではなく、やーさん相手の訳あり傷の人を治療する人です。
犬の面倒をみたり、武藤先生の面倒をみたりと面倒見のいい人で、その流れで主人公のことも面倒見ているといった感じなのかな？と思いきやいつのまに主人公に惚れたんですか？
彼について語るべきことは、お医者さんプレイじゃないだろうか？コスチュームプレイに浣腸にと、お仕事してくださーい！客が来ないからってイチャイチャ・・・

喜多川戴正
実家の花屋の手伝いをする花が似合わないようで似合う刑事。
一番まともな人に見えるが、すべてを背負っていってしまった人。一人で勝手に行かないでよ！この人も復讐の念にかられた人です。
不満１、エロが無い。不満２、純粋にトゥルーエンドがない。何のためにあるんですかこの人のルート？！
物事の本質を見せるためですか？ここで追加ディスクとか出るんじゃないかと思えてくる。
家族EDでも彼はハッピーじゃないしさ・・・救済を！

三角関係シナリオ
龍と絡めてといった感じに朝生・京吾・・・と三角関係があります。
朝生EDでは想い人は龍で・・・っていうEDもあり。