倭人異聞録あさき、ゆめみし 感想

倭人異聞録~あさき、ゆめみし~



あさき、ゆめみしの続編です。
続編と言っても、こちらからプレイしても問題ない作品ですので新作と言った方がいいでしょうか？
前作のキャラ、設定を引き継いで違う場所での話という感じです。
ですので、前作メインヒーローが好きな方には残念ながら彼は出てきません。（ただしちょっとした登場はある）
初めての方は、前作の話の部分で何があったんだろう？という感じを抱かせる表現もありましたが
何があったんだろう？は前作をプレイすれば問題なしです。
倭人～本編では前作での話は、ほとんど何も絡んでこないので
何で後輩の高虎がこんなに懐いているのとか疑問に思うけれど、その辺はまぁ懐かれましたということで
前作の内容をほぼ忘れていた私でも、前作のことが気にならずに遊べたので十分です。


フリーランス退魔師の主人公が、依頼者の孫・三輪猛のボディーガードとして結界が綻びかけている祠をお祓いするために一緒に回ることから始まるお話
日本の古代史が好きな人には九州説をとったのか～とちょっと面白いかもしれません。
キャラが濃いのとテンポよく進むのであっという間でしたが、何か物足りなさがあります。
甘さはありますが、もっと行っちゃえよとも思いました。
前作であった、ＢＡＤＥＤを迎えるとキャラによるヒント解説が今作では無くなったことが非常に残念です。
ＢＡＤというＢＡＤが前作のように多数ないためなんでしょうが、あれが楽しみの一つだったので残念です。
あとは誤字が結構目につきます。修正パッチが出るのでしょうか？
パッケージ裏の声優名まで誤字だったのは笑いました。


クリアしていくごとに画廊にゲームが出現していくので、おまけ要素は面白かったです。
個人的にＯＰムービーとＥＤムービーを鑑賞するところが欲しかったです。