三国恋戦記～オトメの兵法！～ まとめ

 


授業の課題で三国志のことを調べるため、図書室で一冊の本をとったことから始まる。
本を開き、光に包まれた次には見知らぬ森の中、見知らぬ声の主の導きで出会った玄徳に同行し
いつの間にか、孔明の弟子という立場を与えられ蜀陣営から始まる。
選択肢次第により魏、呉の人たちと出会うことになり、
図書室で得た本は、戦の策を教えてくれ軍師として、三国志の世界を体感することになる。

 
三国志を基にしたお話し。
攻略対象は、玄徳、雲長、翼徳、子龍、孔明、孟徳、文若、仲謀、公瑾、隠しの１０人。
名前が字表記なため、始めパッと見誰か分からなかったが、
劉備、関羽、張飛、趙雲、諸葛亮、曹操、荀彧、孫権、周瑜と書けば、
三国志をあまり知らない人でも、知っている名前があると思う。

ストーリーは、掴むところはしっかり掴む甘さ。
糖度それほどないかなぁと思って進めていると、思わずこちらの心を鷲掴みされるシナリオです。
システムもサクサク軽快（某ウィルス対策ソフトのＣＭだな）
選択肢に失敗したと思ったら、一つ前の選択肢に直ぐに戻れるメニューもあり
選択肢に悩んだらクイックセーブを駆使することも可能。
軍略時のサポートのＥＡＳＹモードもあるので、
軍略が難しいと思ったら使用すると楽かもしれない。
好感度表示画面で、好感度の数値によってキャラのコメントを聞けたり、
起動時ボイスが、起動時間帯に合わせて「おはよう」「お疲れ様」だったり、
プレイ画面で終了を選択してもボイスがあったり、ボイスが点在。
用語辞典も完備。
用語辞典は結構役に立ちます、何気なく見ていると中大兄皇子とかあって、え？と思ったが
こちらは孟徳ルートのある選択肢後に登場しました。
難点は、ノーマルルートに入るより、遙かに簡単に公瑾ルートに入れるようだということ。
何も考えずに進めると確実に彼のルートに入るような気がします。
あとは、ＢＡＤ系ＥＮＤがいくつかあるようなので、これらのリスト表示があれば
コンプリートしてやるという達成感が増すのにと思いました。
個別のＥＤムービーは、同じ曲であるが編曲されていて、
荘厳、しっとり、勇ましい、和やかとＥＤ展開に合わせた編曲で、
そのムービー内では、あの場面でキャラがこんなことをしていた、考えていた、思っていた、
というキャラ目線のものが入り、再度本編で同じシーンをプレイすると
ムービーで流れていたお話が登場します。
細部まで作りこまれていて私は満足しました。ＦＤを激しく希望したいです。