あさき、ゆめみし～ひととせ～ まとめ

あさき、ゆめみし~ひととせ~




ファンディスクです。
本編後の付き合いだした二人の話になります。

高虎の方では三鬼が絡み、愁の方で虚空が大きく絡んできます。
そしてどちらにも新キャラである首座様と主人公の親友のこの兄妹が絡んでいます。
メインストーリー、春夏秋冬の四季で見る４つの話と最後の結ばれた二人の未来一つの計５個
サブキャラも大いに絡んでくる日常を描いたエクストラストーリー１０個
がそれぞれのキャラで用意されています。
そして、選択肢がそれぞれ各キャラ１か所だけ設けられているのですが
特に攻略に何かかかわるとかそういったものでもないようなので、クイックセーブでもして
どちらも見てみるといいと思うよ？という程度のものしかゲーム性はないです。
ほぼ読むだけです。

シナリオはテンポよくギャグもありシリアスに甘々とあり
あさき、ゆめみしのファンであればやって損なしだと思います。
本編の話に向かう前のそれぞれ二人の行動の話があったり
サブキャラメインの話もあります。

システム面に関しては
ゲーム性がほぼ皆無なのでセーブ関係は本当に中断する時にしか使わないと言った感じです。
テキスト再生をオートにしているとややもっさりとした感じがしたところが少し気になりましたが
あとは快適です。

〇利光高虎

「名残惜しいけど牢獄へ（教室へ）向かいます」

「先輩、高虎との付き合いは遊びだったんですか！？」

相変わらずの高虎節健在です。
先輩の居ない修学旅行で友達ゲットしたり、本編から後にかけて人間として成長している高虎が見られます。
三鬼に対する想いもツンが入っているものも優しさもあって、それでも高虎ぽさがしっかりあってもえる。
あとは利光家の家人と特殊な事情な少年とのやりとりも面白かったです。

愁の方で愁が現代版光源氏（幼女を育てて自分の嫁にする）なので
高虎が「愁さん、娘が生れたらください」と言っていたので
ちょっといくら好きな先輩の娘だからって年齢差を考えたら愁の上を行くロリコンになれるじゃないか？！
大丈夫かこの子？と思った。


〇伊織愁一郎

「こっちがブレーキ。こっちがアクセルだったはず」

「好きだよーー自分じゃどうしようもうないくらいお前が好きなんだ」

愁ちゃんのロリコンの始まり（笑）が見られます。
車の運転は出来るけど、乗るたびにブレーキとアクセルの確認をするため（しかも、ラなんとかという高級車）なるべく車に乗りたくないと思う主人公。
本編前の主人公と距離を取った時の固い感情のこもってないような愁と付き合いだして結ばれた後のデレデレの愁とでは声音が違うので、愁の中での主人公の大きさが凄いのだろうなと
このあたり必聴だと思います。
愁が伊那砂郷に向かう前の話で、郷へ踏み入れた時に前作のＯＰ曲がかかって
歌詞を思い出してハッとしました。
みちびかれるように～
と、私はこの歌詞は主人公と薙羽哉を指すものだと思っていたのですが
愁で物凄く合点が行った。