クレプシドラ～光と影の十字架～

クレプシドラ ~光と影の十字架~
 


確か別声優、主に若手で最初発表されたゲームだったよね？
チラチラ見かけたことある声優名の人たちだと最初見ていたけど
いつの間にか、このゲームの存在がどこかに行き
気がつけば、元の販売会社と違うところで別声優になって発売した。
と言った感じ？

始めに、「面白かった」と結論を書いておきます。
気がつけば、あっという間に全攻略を終えていました。
バグがあるようで、公式見るとパッチを出しますと５月時点の記述があるのに
未だに出てないのがちょっと気になるのですが
バグと言っても回想部分なので、プレイ自体に特に問題なし。
しかし、他作業しようとすると画面が止まるのがちょっと嫌。
攻略サイト見ながらプレイしていたので
既読スキップして次の選択肢の確認をしていると止まっていたりするので
止まるのって私だけ？ムービーで勝手に台詞流れる部分だと
他作業できないので、そのシーンになったら強制的にクレプシドラ画面をアクティブでした。

これは乙女ゲーとはチョット違うのかなと思った。
まず、主人公が幼女。
幼女が恋愛ですか？！恋愛は問題ないんだろうけど若干抵抗があった。
しかし、恋愛というより慈愛かと、慈しみ系かと思う。
子供をあやす彼らみたいだけれど、実際は彼女に・・・・という形かな
そして、気がつくとプレイヤーが一キャラクターとして主人公であるイヴにメロメロにされていくという・・・
変った乙女ゲーだと。
恋愛要素自体、恋愛ではない慈愛なのであまあま展開はないけれど
これはこれで、楽しい。
イヴに振り回されている。

プレイ時間は全体でも一日、半日程度で終わってしまうものだが
テンポ良く進むので短さが気にならない。
シリアスよりもギャグ要素が強いが、結局最初に抱いた謎が
クリア後全てがはっきり明確には解明されなかったので
続編のありそうな終わり方もされたので、続編があるのだろうか？
でも、あってもOK！ですと言いたくなる良作でした。

２つ目のED、曲がフル？で流れるやつのムービーデータを
インストールデータ内をいくら探しても普通に出てこなかったので
ちょっと残念。プレイしていない時でも、OPEDは見たいのでデータをいつも取るが
２つ目のEDだけ・・・ない。
ED曲が童話で結構好きです。
作中チェンバレンが話してくれる童話にデヴィンとイヴで現実的なツッコミが入るのが最高に笑えた。


しかし、初めてゲームでおまけ要素部分じゃないのに
「彼女はすでにエンディングをクリアしているのですから」
という台詞を聞いた。

「これで何回目のプレイかは天使の私にもわかりませんが・・・・・・さくっと次に参りましょうか・・・・」
なんだかこの台詞には、お前は俺以外の男ともED迎えたんだろう！という恨みが入っているような気がしてなりません。しかし、この台詞を言った人はそのようなことをたぶん言わないだろう。たぶん。

「またも・・・・・・前回のように俺は振り回されるというわけか・・・・・・」
プレイするたびにイヴに良い様に振り回されたディスの嘆き。

「こっちは死ぬのが初めてじゃないからな。」
毎回、ストーリーの始めで死ぬことになる彼の台詞。
プレイした数だけ彼は死んだということを思うと切ない。

「いったい俺は、何回、電車にひかれればいいんだ・・・・・
あれは結構、痛いんだが・・・・・」
上記台詞と同じ彼が言った台詞。
もっと切なくなる台詞。
 

「ふむ・・・・・・彼もなかなか死者の役にハマってきましたな」
上記台詞を聞いて、チェンバレンが言った台詞。
このゲームってドラマみたいにオフがあって、役者○○が演じている！という形をとっているんですか？！

「ミラクルスコップを使う・・・・・・魔法少女の力」
突然天使な彼が、言い出した。台詞。
それはバロルートでバロが墓穴掘るのをイヴにやらせようとして煽てる（？）のに言った台詞だ。

自己紹介をして「ソーテリア」という言葉で噛んだアダム
「貴方がソーテリアとなった際にも噛むことを期待します」
（私も噛まなくちゃいけないんだ！？）とつっこんだイヴが素敵です。
このルート、アダムぐらいまともだろうと思っていたのに、アダムすらやらかしたことに驚いた。

「マップを巡回していただいてフラグを立てていただかなければなりません」
すごい、リアルな事を言われた。
フラグを立てろと攻略される側のキャラに言われた。


このルートまともだったのは駅にいる少女だけだと思う。
審問すらイヴの提案により学級会に変更されてしまったので・・・