パニパレ 暴走しました。

私の中でのパニパレ
真朱×亜貴の暴走が妄想したので、えー
妄想が暴走したので、妄想しようと思う。

きっと、ファンサイトでこういった話を書いている人は既にいる気がするけど
まぁ、私の拙い国語能力での文章なので
おかしなところもあると思いますが、暴走します。

ナイくん的に行けば
禿げそうな俺の頭皮を見るなー！って感じに
見るなーって叫んでおこう。

「生徒と教師」あるべき姿に戻って初めに出会ったお前は、生徒として俺に挨拶をしてくれた、
俺も教師として挨拶をする。これが本来あるべき姿。
受け持つクラスへ行けば否が応でもお前が居て、お前を生徒の一人として俺は見なければいけない。
そうすべきで、そう決めて、そう告げた。
だからお前も一生徒として俺に接し、俺を一教師として見ている。
白原が俺の授業にいちゃもんつけて、紺青が俺の授業がつまらないと言い、それをお前がフォローになっていないフォローで鎮めてくれる。
これが元々あった関係。教師と生徒としての関係。

でも、気がついている。授業中、時折、寂しそうな哀しい目で俺を見ていることに
それには気がつかないフリをして、何も見なかったかのように授業を進める。
そんな目を見た授業を終えて、教室を出て廊下を歩いているときに必然と笑みが零れている自分に嫌悪しつつも
まだ今日のおまえは、俺を想っていてくれている。
自惚れかもしれないが、教師ではない真朱柑を見ていてくれている、そう思ってしまう。
だから嬉しくて、俺への想いをなかったことにしてくれてもいい、忘れてくれていいと言った手前だが、
好きな女にまだ好かれている。そう思えることが嬉しかった。

でも、明日のお前は？明日のお前は俺をまだ想ってくれているだろうか？
お前は言葉で想いを伝えてくれたけど、俺はまだ伝えていない。
卑怯な気がして、今すぐ伝えて掻っ攫ってしまいたい、本能のままに欲望のままに触れたいとも思う。
世間は俺たちの間を決して良い目で見てくれない、悲しませたのは俺、苦しませたのも俺。
教師と生徒という、開いてはいけない扉を開きかけた。辛い思いをさせたのも俺。
卑怯だけれど、俺が想いを伝えないことで世間の目からお前を守られるならこのまま時を待とうと決めた。
俺は教師の真朱柑、おまえは生徒の依藤亜貴でなくてはならない。


季節が巡って、出会ってから３度目の春。一つ大人になって生徒たちは卒業した。
「おまえらが無事卒業できて、先生はうれしいぞ！」と泣いて見せれば
「キモ」
「先生、白原くんが言ったけど私も言いたいので言わせてください！キモイです！ほら、烏羽っちも思っていること良いなよ！」
「・・・きもい」
いつものあいつらの、俺を傷つける言葉の攻撃でさらに泣いてみせると
「うわ」
「みんなー！先生に今日こそ本音言ってやろうよ！」
と紺青の「せーの」合図で見事に揃った「きもーい」の言葉。
「おまえらな！こんなことだけ妙に団結するな！卒業なんだぞ？！「先生！卒業して先生に会えなくなるのは寂しいわ！」って泣いて先生に抱きつくところだぞ！」
「誰もそんなことしません」
白原の言葉に「馬鹿ー！」と叫ぶと、教室に笑いが溢れる。
涙を流しながら見た生徒たちの中に満面の笑みを浮かべて笑うお前がいた。

明日からここにはお前は居ない。
あの目を見ることもなくなる。
俺がさせた目を見ることがなくなる。
目を見るたび嫌悪することはなくなるだろうが、お前の俺への想いを確かめる手立てはなくなる。
でも、俺はまだ、もう一段階大人になるお前を待たなくてはならない。
その時までまだ俺を想っていてくれるだろうか？俺の答えを聞いてくれるだろうか？
今はまだ言えないと告げた言葉を、言えないあの言葉を聞いて受け止めてくれるだろうか？
好きだ。ずっと好きだった。お前は？お前の想いは？









あ、亜貴がほぼ出てこない。
ある意味、白原と悦のところを書きたかっただけかもしれない。