日常の覚え書き
乙女ゲーレビューにちょっと攻略 乙女ゲー+アルファな内容のブログです
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パニパレ 暴走しました。終章
暴走最期です。あ、最後です。
真朱×亜貴だけど
結局、亜貴出てこないで終わってやんの。
白原が出張る出張る。
白原大好きだーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ごめんなさい。今、ドSブームが到来しました。
いいよ~いいよ~ハァハァ(←ヤバイぐらい変態)
この話には自分自身の声優データバング内に神谷ボイス(ヒロコ)が搭載されていないと
面白くない。
参照できるものとしては、ダブルオードラマCD内の
「ごきげんよう」と言い出すティエリア
真朱×亜貴だけど
結局、亜貴出てこないで終わってやんの。
白原が出張る出張る。
白原大好きだーーーーーーーーーーーーーーーーー!
ごめんなさい。今、ドSブームが到来しました。
いいよ~いいよ~ハァハァ(←ヤバイぐらい変態)
この話には自分自身の声優データバング内に神谷ボイス(ヒロコ)が搭載されていないと
面白くない。
参照できるものとしては、ダブルオードラマCD内の
「ごきげんよう」と言い出すティエリア
携帯には今も彼女の番号が残っている。
彼女への発信の履歴も彼女からの着信の履歴も、もうずいぶん前に消えてしまったが携帯番号だけは消えることのなかった。
自然な流れで部活に所属している生徒たちとアドレスを交換して、その時に彼女のも記録した。
だから当然他のやつらのアドレスも残っていて、嫌がらせのように白原からは忘れたい頃に呪いのような電話にメールが来て、紺青からは一方的にテンションの高い電話がかかってくる。
そして最後に彼女の近況を当然のことのように自然と吐いて一方的に電話を終らせてくる。
困るのがメールに添付されて彼女の画像が送られてくること、万が一誰かに見られでもしたらと思うと彼女をさらに悲しませることになる。
それに、画像の中の彼女の笑みは俺に向けられたものではない。
今、彼女が置かれている周りの状況、人等によってもたらされた笑みだ。
今の彼女には俺が要因になる笑みを浮かべることはないだろう。思い出し笑いとかはしているかもしれないが、それが直接俺に向けられることはない。
最近の癖が、携帯の着信発信履歴を見て彼女の名前がないことに落ち込み、アドレス帳の彼女の名前を眺めるという一歩間違えばストーカー、あの辺のやつらからは確実に「キモイ」と言われてしまう行動である。
自分自身でも女々しいと思っている。彼女が卒業してからはお節介な奴らの情報からでしか彼女の存在を知ることができない。
俺の携帯の中の依藤亜貴はアドレス帳にしか居ない。文字を彼女へ繋がる数字の羅列を眺めるしかない。
何をやっているんだろうと深いため息をついたと同時に、手元の携帯が着信する。
『依藤亜貴』
ディスプレイに表示された文字。慌てて受話ボタンを押し耳元に当てる。
「・・・もしもし」
『・・・先生ですか?』
「そ、そうだが」
『私です。お久しぶりです、お元気ですか?』
依藤?掠れた彼女らしくない声が聞こえてくる。
「い、いとう?ど、どうしたんだ?こ、声が掠れているけど、風邪でも引いたか?」
『・・・・・・』
長い沈黙の後、聞こえて来たのは明らかに彼女のモノではない溜息だった。
『真朱先生、耳、腐ったんですか?』
「な、白原?白原!」
聞こえてきたのは男の声、いつも呪いめいた連絡を寄越す教え子だった。
『俺と彼女の声を聞き間違えるなんて、傷ついたので謝ってください、俺に』
「なッ・・・」
『どうでしたか?俺の渾身の女声。まぁ、先生からの感想なんてなんの価値もないのでいらないですけど』
「おまえなぁ!!どういうことだ!なんでお前が依藤の電話でかけてくるんだ!」
『貸してくれたんですよ、快く彼女が。そしたら、先生の声が聞きたくなったのでかけたんです。』
「俺が電話をかけてあげたんだから、喜んでください」と言わんばかりに喜々とした声が聞こえてくる。電話が来たときの喜びと、声を聴いたときの胸の疼きがこの電話先にいる相手に全て台無しにされた気分だ。
「何故、あいつの電話で俺にかけてくる気になるんだ!」
『言ったじゃないですか、先生の声が聞きたくなったって。あ、通話料を先生に請求するので払ってください』
「だから・・・、って何でお前がかけてきた電話の通話料を俺が支払わなきゃらないんだ!」
『先生のためを思ってかけた、俺の思いやりにお金がかからないわけないじゃないですか』
「俺がいつ、お金払うから電話かけてこいなんて言った!」
『・・・しょうがない、・・・冗談です。』
「今、渋々「冗談」って言ったよな?」
また、受話器の向こうから男の溜息が聞こえてきた。
『安心してください。携帯の明細に発信履歴の通知はないことを確認しましたし、この通話を終えたら発信履歴は削除するので、彼女には俺が誰にかけたかなんてわかりません』
先ほどまでは、白原特有の怖い笑みを浮かべて話していたんだろうと想像したが、今は真剣な顔をして話しているのがわかった。
『そういうことなので、請求書を送ります』
「はッ?」
『彼女、先生の番号消していなかったですよ』
「おい」と言いかけたところに遮るように発せられた言葉に、思考が一瞬止まり
次の瞬間には通話音はツーツーという電子音のみだった。
着信履歴に記録された名前。その名前を見て決意する。
この、迷惑な偽・依藤亜貴の名前が消える前に本物からの名前を記録すること。
もう俺たちのことは、時が認めてくれているだろう。
彼女の想いはただ単に携帯からアドレスを削除し忘れているというだけで、俺に向いているかどうかなんてわからないけれど
彼女に逢いたい。だから、もたらされた少しの希望を信じて彼女へ手紙を送る。
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