蝶の毒 華の鎖 その３

攻略していくたびに真実を知っていく。
そうか・・・そうだったのか
黒幕はあいつか・・・

兄は花街へと通うどうしようもない男状態だが
父親が妾に産ませた子であるため、母違いの兄妹と最初の方で説明されるので
人物絵等見ていて、実は瑞人と真島が父違いの兄弟で・・・とか想像していたのだが
瑞人はまったくもって主人公と血のつながりがなく
よその華族が主人公宅へ来て女中を孕ませて産まれた子が瑞人で
父親はその子を引き取って嫡男としたという話でした。

だが、ここからいろいろと真実が分かってきて面白かった。
穏やかな人だと思っていた父、起伏の激しい母だと思っていたが
実は逆で、主人公母を嫉妬させたいという思いもあり愛人に産ませた子として瑞人を息子にした父
父に恐怖心を持って居て、元々気の弱い性格だったが虚勢をはって感情的になっていた母
実の子ではないと知り花街通いをするようになった兄
父親は最初の方で死んでしまうため、主人公同様に優しい父という存在しかプレイヤーも知らないので
え？父怖いっと思いながら進めてました。



ずっと昔から主人公である妹のことを好きだった兄
実の子ではなかったショックと共に妹とは血が繋がっていなかったという喜びがあっただろうけど
戸籍上は兄妹であることには変わりがないので
隠れた関係として終わりを迎えるＢＡＤＥＮＤ
もうちょっと何かあるかと思ったんですけどね
この兄なので、独占欲的な展開があるかと思ったのですが
思ってたようなものはなかったです。

そして一度は諦めた絵描きとして海外で活躍するようになったハッピーエンドでは
外国籍取得というものは彼にとってはとても幸せなものだろうなと思う。